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14章: 【Ready Steady Go】
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タクシーの中で梓は俺にしがみついて震えていた。俺は黙って梓の手を握っていた。
「ねえ、なんで電気つけっぱなしで来たの?っていうかいつ消すの?」
10分ほど走った頃梓が聞いてきた。
「バカだなぁ…
下で田中が見てんだから消したら部屋を出るって思われるだろうが。
消しに行くのは今日の夜中。俺の仕事が終わってから一緒に行く、部屋あんなに散乱しっぱなしじゃダメだろ?」
「えっ!?大丈夫なの?」
「何が?」
「明日また田中来たりしないかな?」
「多分、暫くは大丈夫だよ。その為に管理人使ったんだから。」
「どうゆう事?」
「さっき田中と管理人がもめてただろ?
田中は管理人と顔合わせづらいし、管理人は田中がウロウロしてたら警察に通報するかもな。なんせお年寄りだから。」
「だからお爺さんでも使えるって言ったんだ。
最初からそこまで考えてたの?」
「あたりまえじゃん。
毎月管理費払ってんだろ?使えるときに使わないと。
それに頭も生きてるうちに使わないとね、梓さん(笑)」
「アズがバカだって事?」
「そんな事は言ってないと思うけど、そう聞こえたんならそうなんじゃん(笑)
それよりさっきから携帯鳴りまくってない?」
「田中から…」
「じゃあ家に着いたら出てみろよ。」
そろそろ家に着くところだった。
「う、うん…。
出なきゃダメかな?」
「そろそろケリつけようよ。」
梓は黙って頷いた。
いつまでも田中に振り回されてる訳にはいかない。相手がチンピラだったらなんとかなるだろう。
俺は梓の肩を抱き寄せた。
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