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13章: 【Escape】 (1/3)

13章: 【Escape】

「トオル洗濯するから洗濯物出しといてね。
あと病院も行ってくるから。」


梓が家に居着いててから3ヶ月が経とうとしてた。

梓は腎臓が悪く2週間に1回ぐらいの周期で病院に通っていた。
ある日、利尿剤なるものを飲んでいたので「飲んでみていい?」と聞くと「止めた方がいいよ。お姉ちゃんが1回飲んで大変な事になってた。」と言っていた。
俺にしてみりゃそんな薬を飲まなきゃいけない体ってどうなの?って感じだが…

「病院一緒に行かなくて大丈夫か?」

「んー…
来てくれたら嬉しいけどトオルは仕事行かないと…」

「そんなん遅刻してけばいいからさ。」
梓の行ってる病院は神楽坂のマンションの近くだった。
相変わらず田中からのメール攻撃が続いていたので1人で行かせるのは少々不安だった。

「ダーメ。
他の人に迷惑かけるし、アズの事でトオルの評価下げたくないから…
それに家に寄って服も持って来たいし。
大丈夫!暗くなるまえに戻ってくるから。」

「わかった。じゃあ連絡くれる?」

「うん。あたりまえじゃん♪」




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