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7章:【Lies and Truth】 (2/2)

2度目が終わり煙草を吸っていると梓が背中にもたれかかってきた。

「どした?も一回?」

「バカ…
ねえ、明日ちょっと行きたいトコがあるんだけど付き合ってくれる?」

「ん?時間は?」

「夜。
仕事終わった後でいいよ。」

「わかった。」
時計を見るとすでに朝の7時を過ぎていた。

「アズ寝よっか?」

「あっ!?初めてアズって呼んだ!」

「ダメかよ?
お前はアズと梓とどっちで呼ばれたいの?」

「アズがいい…」

「俺は梓がいいな。今までお前とHした男って皆さんアズって呼んでそうじゃん?」
俺の小さなこだわりだった…

「じゃあトオルは梓って呼んで。」

「じゃあってなんだよ。じゃあって!
それ認めてるって事かよ?」

「ごめんなさい…。
でも、確かにトオルの言う通りかもしんない。」梓は下を向いて答えた。

「「ごめんなさい」とか言わなくていいから。
別に付き合ってるわけじゃないし…。」

「うん。
まだアズはトオルと一緒にいる資格ないから…」

「あっー!
面倒くせぇ。資格ってなんだよ資格って!
今お前はここにいんじゃんかよ!!」

「うん…。
だから、明日一緒に来て欲しい…。いい?」

「わぁったよ。」
結構冷たい言い方だったと思う。

「おいで。」
俯いてテーブルの前に座ってる梓に言う。

「でも…」

「いいから来いっつーの!」

「はい。」

俺は梓を抱き寄せ眠りについた。
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