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7章:休日デート
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「カオく〜ん、おじいちゃんだよ^^」
代表はうちに着くなり、薫にそんな自己紹介をした。
薫は困った顔で笑っている。
帰り際、代表は満足した顔で。
「カオくん、やたらカワイイな^^
明日から入店する?」
「犯罪です」
「ジョーダンだよ^^
今度はカオくんも連れて出かけような」
そう言って、ようやく帰っていった。
ぶっちゃけウザかったけど、俺と薫の関係に理解を示してくれたコトは嬉しかった。
桃も帰って、夜。
久しぶりに薫と2人きり。
俺は張り切って晩飯を作った。
回鍋肉に青椒肉絲に小籠包。
つい作り過ぎて、2人じゃ食べきれなかった。
腹いっぱいなはずなのに、食後に『デザートです♪』と言って、俺が買ってきた温泉饅頭を食べる薫が可愛かった。
もう自他共に認める親バカだな、俺。
薫は学校も楽しいし、友達もできたと嬉しそうに話していた。
それは幸せそうな笑みだった。
つられて、なんだか俺まで嬉しくなった。
薫が寝たあと、久々にちょっとゲームやって、俺の休日は終わった。
充実した…つーか、めまぐるしい一日だった。
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薫と花 ©著者:柚木
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