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2章:薫
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マンションに着いてまず、俺は少女の服を脱がした。
や、やましい意味じゃないよ?
冷えた体を暖めなくちゃと、風呂に入れてやろうと思ったんだ。
だから、やましい意味じゃないって。
裸にして知った。
その子は“美少女”じゃなく、“美少年”だったんだ。
ガリガリの体の中心部には、なんだか申し訳なさそうにちょこんと、男性特有のナニがぶら下がっていた。
「お前…男の子だったのか!」
少女改め少年は、頬を赤らめて頷く。
そんな仕草すら可愛くて、俺は勝手に勘違いしていた。
とりあえず、湯船にお湯を溜めながら、その間に熱いシャワーで体を洗ってやる。
さっきはちんこに気を取られてしまって気づかなかったが、少年の体には様々な傷や痣があった。
煙草を押しつけた…いわゆる“根性焼き”も、あちこちにある。
俺は少年の体を洗ってやりながら、さっき彼が言っていた言葉を思い出していた。
「…おかあさん、が…きょうは、
かえってくるな…って…」
そして、まだらの髪。
“捨て猫ごっこ”に、この傷や痣だらけのガリガリの体。
それらから導き出される答えは一つ。
この少年は、虐待されている。
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薫と花 ©著者:柚木
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