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18章:告白
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もしもの為に 遺影の写真を選んだ…
モカと写ってるのにした。
親に頼んだら
「そんな事言うのやめてよ!」
と 言われてしまった…
姉に頼んだ
『モカもちゃんと入れてね』
「分かった…
ねぇ もしも…
もしもそぅなった時 親には知られたく無いけど 知らせて欲しい人いないの?」
『…いないね…』
『あと 棺に入れて欲しい物 まとめといたから…』
あれからずっと持っていた
赤ちゃんのエコー写真
モカの玩具と首輪
モカの写真
家族で撮った写真
『あ〜 あと…
回り 菊とか嫌だょ〜
白い百合の花にして欲しいな』
姉は大崎家では 一番しっかりしてる…
両親より強い……
はず…
泣いていた。
「ハルがね
一番初めに話した言葉…
パパ ママじゃなくて……
ユイ なんだよ…」
『…ごめん
迷惑ばっかかけて…最後まで…
でも 頼れるの 姉ちゃんしかいないから』
何十年振りだろう…
姉が泣くのを見たの…
一人っ子にさせちゃうのかな…
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