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9章:離れる心 (3/9)

剛は 携帯を2台持っていた。


店用とプライベート用。


プライベート用に

“終わったら店いこっかなぁ〜”

“こや〜!飲むぞ!”



『なに このメール?』



「客だよ」


『客なら客用の携帯にメールさせれば?バカじゃない?』




遊びにも飲みにも行けない。
行ったとしても 剛の嫁って立ち場を忘れるな。


子供は出来ない。



私のイライラはピークに達していた。



花束の領収書
キャバの領収書



『ふ〜ん 昨日この店の子の誕生日だったんだぁ』



「おれのバースデーにも来てくれたからさ」



『アホくさっ』





私だって キャバや風俗の時 誕生日って散々貰ったくせに…



営業だって分かってるくせに…




私は イヤな女を演じた。








噛み合わなくなった 二つの歯車は 加速してゆく……







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ダンデライオン ©著者:ゆい

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