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1章:雨 (3/12)

私は大きな猫を揺すって起こした

「ねぇ風邪ひくよ」

大きな猫は薄めを開けると紫色の瞳をしていた

薄めはすぐに閉じた

今度は頬を叩いて言った

「ねぇってば!」

その瞬間、猫はフラフラしながら立った
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捨て猫 ©著者:パピヨン

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