街には夜のお店のスカウトがうじゃうじゃしてた。



いろんなお店に声をかけられる。



相変わらず、私は和菓子やでバイトしてるけど


もう、一年半以上続けてるし

飽きてきてた。



お金ももっと欲しいし。



やっぱり、夜ひとりでいたくなかった。


でも、誰かと過ごすのはひどくけだるい。




キャバクラで働こう。





お酒も好きだし


それなりに見た目も話しも大丈夫なはず。



お店どおしようか迷っていた時、


たまたまナンパされた男で黒服やってる人がいたから



話しを聞くと良さそうだし、


思いたったその日に

面接を入れてもらった。





ななみに、講義中に報告。



｢みあ、それはやめておいたら?でも、もう決めたらみあ、変わらないもんね。｣



そうなんだ。


私、決めたらやらないと気が済まない。