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7章:間違い (1/25)

7章:間違い

ショップに長居しすぎてしまったので

めちゃくちゃ急いで支度して

なんとかバイトに間に合った。



今日のお会計、


二万ちょいか、、。



また今日のバイト代より使っちゃった。


退院後、私の洋服代はどんどん増えていった。


まあ、まだ貯金もかなりあるし、いいか。




それにしても、今日の店員


なんだっけ?


あ、確か槙本。



馴れ馴れしい。。。


背が小さい。


まあ細いし、ショップ店員なだけにおしゃれで顔も悪くない。



けど、、

馴れ馴れしい。



「いらっしゃいま、」


笑顔がひきつる。


だって、目の前にいたのは、、




「やっぱり、ここの大福やにいたんだあ。さっきはどうも。」



槙本、、、さん。



「はあ、、。」

曖昧な返事な私。

「今、休憩なんだよね。前からここの大福やにかわいいこ居るって聞いてたから、やっぱり。」



「はあ、、」


「名前、○○って言うんだあ?」


槙本さんは私の制服(ピンクの頭巾に白のふりふり割烹着)
に、着いているネームを見て私の苗字を言う。

私の苗字は珍しいから、
一発で読めたのに少し驚いた。


お客様が大分並んできたので
槙本さんは串団子を買って、いなくなった。



チャラい。


うん、

それが槙本さんの印象だった。
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Re;あなたへ ©著者:ゅりんご

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