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2章:飲み会 (1/3)

2章:飲み会

あれから仕事場では
挨拶をしたり
喫煙所で会えば
たわいのない話をしたりする仲になっていた


その時私は仕事に不満が出ていた


人事異動で主任と社員がかわり私が1から教えないといけない状況や新しい主任のやる気のなさにストレスが溜まっていた



それを山田さんはすぐにわかってくれた


山田【最近元気なくない?大丈夫?】

【大丈夫ですよ〜】

山田【そのわりには仕事中しかめっ面だし主任がやらなきゃいけないこと全部愛ちゃんがやってない?】


【………。】


図星だった。


周りのみんなからは
顔が疲れてるとはよく言われてたけど。。。


主任が変わって
社員が変わって
出勤数や勤務時間も長くなり
残業の毎日。


部長や課長には
お前しかやれる人いない
大変だろうけど頑張ってくれ


そんなことを言われる毎日

前の主任からは
お前次第で売り場が変わる
お前がちゃんと教えれば今までとわからずにもしかしたらもっといい売り場にもなる
お前が手を抜けば売り場はダメになる


バイトには重すぎる責任感と
プレッシャーがのしかかっていた


私次第で変わる売り場


毎日毎日考えた
どうやって教えるべきか

バイトが社員にどうやって
教えるのか。


それを山田さんは見抜いていた。



私はたまらず山田さんに相談をしてしまっていた

山田【大変だわなぁ。バイトが社員に教えるのは。そぅだ。今日飲み会あるやろ。俺も行くから詳しくはそこで語ろう!】

【はいっ!なんかすみません。】


そう言って各自仕事に戻った

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忘れられない人 ©著者:あい

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