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15章:Good bye
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「リョウ、つまんない!!」
ホールに甲高い声が響いた。
鼓膜をぶん殴られたかのような衝撃だった。
俺は苦笑いを浮かべながら、酒の減ったグラスに、水割りを作り足す。
甲高い怒号の主は、胸の前で両手を組んで、そっぽ向いている。
彼女はユリナ。
ちぃと同じキャバクラで働いている、現役キャバ嬢だ。
いつだか、ちぃとデートで行ったマンガ喫茶で顔見知りになり、以降何度か指名で飲みにきてくれている。
そんな彼女が今、ヘソを曲げている理由。
それは。
「ユリナさん。一応、店内なので…」
「店内じゃなくたって、リョウは
指一本触れてこないじゃん!!」
俺が色営じゃないから。
色営とは、“色恋営業”の略で、お客さんに色仕掛けで接客する営業方法のコトだ。
恋人にするように接したりして『この人、私に気がある』と勘違いさせて、逆にオトす接客方法だ。
束の間の恋愛ゲームみたいなもの。
対して俺は全てのお客さんに、いわゆる“友営”だった。
友営とは、友達営業の略。
これは文字通り、友達のように接する営業方法だ。
ユリナは、それが気に食わない様子だ。
「前の担当は皆、手ぇ繋いでくれたり
ちゅーしてくれたりしたもん!
ユウガも、リュウセイも、クオンもっ」
そうは言われても…
俺はそのホスト達を知らないし、知っていたとしても自分の接客スタイルを変える気はない。
「俺は、俺なんで「いい加減にしなっ」
俺の言葉は、別の甲高い怒号に遮られた。
振り向くと目の前には、怒りに震えるアリスが立っていた。
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無題 -side涼介 ©著者:柚木
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