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14章:Ace vs …
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「リョウの大切な人はあの子で…
私はただの客。お金を払わなければ
貴方の隣にいられない…」
わかっていた。
わかってはいたのだ、とエリカは呟く。
「でも…わかっていても、それでも
貴方の隣に…いたかったから…
気づかないフリをしていた…」
真実に蓋をして。
束の間の幸せに酔っていた。
「でも、あの日あの子に逢って…
話しをして、思ってしまったの。
“私がどれだけ欲しても手に入らない
リョウの愛に、この子は気づいてすら
いないのか”って…
そう…思ってしまったの…」
わざと目を背けていたものに、無理矢理スポットライトを浴びせられた気分だった。
“さぁその目に、しかと焼きつけろ”とでも、言わんばかりに…
「そう思ったら、もう止まらなくて…
いけないと思いながらも、口は勝手に
どんどん嫌なコトばかり
あの子に言ってしまうの」
エリカは、もう泣き出しそうになっていた。
「ごめんなさい…私は
貴方の大事な人を傷つけてしまった…」
簡単に許されるコトじゃないのは、わかっている。
でも、どうしても直接謝りたかったのだ、と彼女は言った。
「あの直後は、貴方に
裏切られた気がして頭が回らなかった。
でも冷静になってみたら、私はなんて
ひどいコトをしてしまったんだろうって
自責の念に駆られて…」
メールや電話ではいけないと思った。
謝罪は、やはり面と向かって伝えたかった。
“逢ってくれないのでは”という恐怖に、何度となく押し潰されそうになった。
でも、俺はエリカの前にこうしている。
彼女は意を決して、涙ながらに俺に謝罪した。
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無題 -side涼介 ©著者:柚木
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