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11章:The worst date
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ちぃが台を離れたのを見計らい、俺は後を追った。
トイレに向かう通路で、先を歩く彼女を『ちぃ』と呼び止めた。
「誰、あいつ?」
「え?」
ちぃは一瞬きょとんとした後、“あぁ”といった様子で。
「カオルくん?ヲタク同士だったよ」
と、にこやかに答えた。
…別に名前とか聞いてねーし。
「何の知り合い?」
不機嫌な俺の声は、多分いつもより低い。
「え?さっき声かけられた」
「それってナンパじゃん」
カッとなって声がますます荒くなる。
人見知り気味のちぃがあんなに打ち解けていたから、知り合いだと信じて疑わなかった。
まさかナンパだったなんて。
「ナンパされて一緒に遊んでんだ?
ちぃって意外と軽いんだね」
俺はつい、嫌みな言い方をしてしまった。
だってショックだったんだ。
俺とのデートを放り出してまで一緒に遊んでるヤツが、よりにもよって初対面のナンパ野郎だったなんて。
「は?」
突然ひどい言葉を浴びせられたちぃは、固まってしまっている。
「だってそうでしょ?」
マズい、と思ったがもう遅い。
一拍置いて、堰を切ったように今度はちぃがキレた。
「そんなの涼介に言われたくない!
涼介だって私とデートなのにユリナ達と
楽しそうにしてたじゃん!
そりゃカオルくんと
初対面で仲良くした私も確かに
悪かったかもしれないけど、
最初に放置したのは涼介でしょ!?」
一気にまくし立てられた。
え?
まさか、ちぃも俺にヤキモチ?
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無題 -side涼介 ©著者:柚木
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