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1章:prologue (2/8)

「おい新人、キャッチ行ってこーい」

先輩ホストに声をかけられた。

今、席を離れたばかりなのに、もうキャッチに行かなきゃならないのか。
まぁ自分は新人だから仕方ない。
言われた通りに店の外に出る。

そこには先輩ホストが1人待っていた。

「一緒に行こう、リョウ」

彼の名はアラシ。
とは言っても源氏名だが。
金髪を盛り盛りにしたギャル男風の男。
見るからに“ホスト”って感じだ。
代表から、俺の指導係みたいなのを頼まれたらしい。

「リョウはイケメンだから、
一緒にキャッチ出ると
掴みやすくて助かるな〜♪」

そんなコトを言いながら街を歩く。

道行く女の子に声をかけて、ホストクラブへ行かないかと勧誘する。
これがキャッチ。

目下、新人である俺の一番の仕事だ。





姫井リョウ、本名羽田涼介。
職業、ホスト。
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無題 -side涼介 ©著者:柚木

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