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15章:悶々 (1/2)

15章:悶々

女性はさ、愛情と自信がないとバランス崩さないかな?

片方だけでもあればまだ大丈夫だけど、両方ないと辛くて、苦しくて、もがいて一言で言うと「痛い女」になってしまう。

生まれ持った容姿は関係ないよ。

みんな愛情と自信が欲しくて、与えてくれる人を求めて生きてるんじゃないか?

とまで思ってしまう。

夫は間違いなく愛情を注いでくれる。

地震があった時、私を布団にくるんで上から被さってくれたことがある。

「里菜ちゃんが怪我したら大変だ。」

って真顔で見つめられて嬉しくて泣きそうになった。

自信は、微妙だ。

夫は口数が少なく、短い単語が厳しく刺さることがある。

もう何年も一緒にいたら半ば慣れだがそれでも胸に刺さる言葉もある。

生きていれば、日常をはなれてたまに無人島でお昼寝したい時もある。

無人島で待つのが彼。

無人島の暖かいベッドは、どこまでも心地よい。
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こちら側から向こう側 ©著者:千原 ゆうな

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