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10章:夫婦 (1/10)

10章:夫婦

下着を洗濯機の底に隠し、米だけといでシャワーでボディーソープを刷り込む。

手早く髪を乾かし、夕食を作る。

テレビを見たり、携帯をいじったりしているうちに夫が帰宅。

たまたま食卓に出したいかの塩辛を見て

「俺、コンビニで見て食べたいと思ったんだよ。」

嬉しそうな夫。

「私もスーパーで見てたまに食べたいなと思って買ったんだ。」

「テレパシーかな?」

ほぼ同時に口にする。

こういうの、「異口同音」って言うよね。

「同じセリフ同じとき思わず口にするよな〜」

昔のヒット曲を思い出した。

ヒット曲の続き


「誰も触れない二人だけの国」

このマンションが、私と夫の国?

生活してたら細かいことは色々あるけど、この国で仲良く暮らしてきた。

なんだかんだ私を愛して、守ってくれるのはこの夫だ。

塩辛で美味しそうにご飯を食べる夫。

満腹で横になり私を撫でる夫。

これがまっとうな幸せだろう。
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こちら側から向こう側 ©著者:千原 ゆうな

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