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7章:逢瀬 (1/4)

7章:逢瀬

11時に待ち合わせをして、家から数駅離れた駅で車で拾ってもらう。

この、二度目の逢瀬が、最初に書いた二度目のベッドに繋がるんだ。

「まず、昼飯の時間だな。」

車で適当に走り目についた店に入ろうとなり、車内で相川さんの話を聞いた。

相川さんは元々長く勤めた会社があり部長だった。その会社を辞めて数年間事業主だった。

色々あり事業を畳むことになり、今の会社に縁あって誘ってくれる人がいて今の会社に入った。

最初の部長の会社に私、高校生のときバイト応募した話はしたよね。

話すうち、車はけっこうな距離を走り、適当な店に入る。

相川さんは家庭を大切にしている人だ。

若い頃一度結婚し、一人子供を授かったが離婚。

数年間独身の後、わりといい年になってから今の奥様と再婚。

子供が一人いる。

「一回、失敗してるからバツ2にはなりたくない。」

それはそうだ。

「長男が結婚しそうで、孫ってものを抱いてみたい欲もある。」

わかるよ。

「次男がまだ小さいから、この子がひとり立ちするまでは俺も頑張らないとな。」

親として当然の気持ちだね。

「死ぬ間際にはまず嫁の顔が見たい。」

愛妻だもんね。
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こちら側から向こう側 ©著者:千原 ゆうな

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