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3章:恋心 (1/3)

3章:恋心

仕事が終わりオジサンからはもちろん何の連絡もなく私は同棲中の彼氏と結婚して人妻となった。

同棲してたから生活に特に変化もなく日々は過ぎていった。

季節が過ぎてまた仕事のオンシーズンになった。
たまたま間が悪く派遣会社からの電話に2、3回出られなかった。なんとなく掛け直すタイミングを逃した。

知らない番号から留守番電話にメッセージが。オジサンだった。

とりあえず掛け直す。

「久しぶり。派遣会社から連絡とれないって言われて直接かけちゃった。いま何か仕事してるの?」

何もしていなかった。

自分で仕事を探すより向こうから電話が来たらやっぱり嬉しい。

そのまま仕事に行くことにした。

そして仕事がはじまり、気付けば相川さんに惹かれていった。

出勤時、車の窓から笑顔で手を振ってくれる。


派遣同士のちょっとしたことで庇ってくれた。

仕事の壁にぶつかる私に自信をくれた。

何かの拍子に私の肩にちょっと手を置いた。

目が合うとどきどきした。

仕事が終わりに近付く頃気持ちが溢れていた。

相川さんが家庭を大切にしている人なのはちょっとした会話から伺えた。
私も夫とは普通に仲良しだ。

間違いを起こすつもりなんてなかった。

本当だよ。

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こちら側から向こう側 ©著者:千原 ゆうな

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