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7章:遺書
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Dear あゆちゃんへ
あゆちゃん、今日はね、もしもの時の為に手紙を書いておくことにしました。
あゆちゃんにはいつもいつも助けてもらっていて、ありがとうって言いたかったからずっと。
えりなはね、レンと出会って幸せ過ぎるくらいだったの。レンは少しだけ不器用だから、物事を力任せに進めようとするんだよね。えりなもそれはわかっていたんだ。でも好きだったから、えりなが側で変えてあげたかったの。
でも、あゆちゃんやハヤトくんにまで迷惑かけて、本当に駄目だなぁって今更反省してる。
でも遅いよね。
あゆちゃん、いつもごめんね。
あゆちゃんとは、お仕事も一緒だったし、本当のお姉ちゃんみたいに仲良くしてくれて、本当に嬉しかった。
えりなは幸せだったよ。
レンにもあゆちゃんにも愛されていたと思ってるよ。
でもね、レンはえりなが別の男の子と話していたりするだけで、愛がないって言うんだ。
レンは、えりなのことを愛し過ぎて、殺したいって言ったの。それで、側にずっと置いておきたいんだって。どこにも行かないように。
レンは、えりなの為なら死ねるよって言ったの。
だからね、えりなは男の子の友達は全部切ったし、レンの嫌がることは全部やめたよ。でも、レンは信じてくれなかった。
だから、えりなもレンの為なら死ねるよって、そうやってレンに言ったんだ。
でもレンは、えりなにそんなこと出来る筈がないって怒るんだ。
だから、ごめんね、あゆちゃん。
えりなはレンの為なら死ねるよ。
証明するしか、えりなの生きた証はないんだ。
だから、あゆちゃん許してください。
あゆちゃんともっと一緒に居たかった。また旅行行きたかった。
えりなは、レンを愛しているよ。
あゆちゃんのことも愛しています。
今夜、レンと会って話してくるね。
久しぶりにレンの笑ってる顔見たいよ。えりなに出来るかな。
あゆちゃん、もし、えりなが星になったら…
ココをお願いします。
レンをお願いします。
薬…辞めさせてあげて。
お願い。
あゆちゃん、大好き。
From えりな
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