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7章:遺書 (3/4)

Dear あゆちゃんへ


あゆちゃん、今日はね、もしもの時の為に手紙を書いておくことにしました。


あゆちゃんにはいつもいつも助けてもらっていて、ありがとうって言いたかったからずっと。


えりなはね、レンと出会って幸せ過ぎるくらいだったの。レンは少しだけ不器用だから、物事を力任せに進めようとするんだよね。えりなもそれはわかっていたんだ。でも好きだったから、えりなが側で変えてあげたかったの。


でも、あゆちゃんやハヤトくんにまで迷惑かけて、本当に駄目だなぁって今更反省してる。

でも遅いよね。
あゆちゃん、いつもごめんね。

あゆちゃんとは、お仕事も一緒だったし、本当のお姉ちゃんみたいに仲良くしてくれて、本当に嬉しかった。

えりなは幸せだったよ。


レンにもあゆちゃんにも愛されていたと思ってるよ。



でもね、レンはえりなが別の男の子と話していたりするだけで、愛がないって言うんだ。


レンは、えりなのことを愛し過ぎて、殺したいって言ったの。それで、側にずっと置いておきたいんだって。どこにも行かないように。


レンは、えりなの為なら死ねるよって言ったの。



だからね、えりなは男の子の友達は全部切ったし、レンの嫌がることは全部やめたよ。でも、レンは信じてくれなかった。


だから、えりなもレンの為なら死ねるよって、そうやってレンに言ったんだ。



でもレンは、えりなにそんなこと出来る筈がないって怒るんだ。


だから、ごめんね、あゆちゃん。



えりなはレンの為なら死ねるよ。




証明するしか、えりなの生きた証はないんだ。



だから、あゆちゃん許してください。


あゆちゃんともっと一緒に居たかった。また旅行行きたかった。



えりなは、レンを愛しているよ。




あゆちゃんのことも愛しています。





今夜、レンと会って話してくるね。



久しぶりにレンの笑ってる顔見たいよ。えりなに出来るかな。




あゆちゃん、もし、えりなが星になったら…




ココをお願いします。



レンをお願いします。




薬…辞めさせてあげて。




お願い。





あゆちゃん、大好き。



From えりな
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誰かの為に… ©著者:rina

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