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6章:星になる〜えりな〜 (12/12)

葬儀の記憶は途切れ途切れだ。



あれからのことを綺麗に忘れている。




えりなと会えたのは棺桶の中だった。


花に囲まれて、いつもの化粧をしているえりなが其の中には居た。




いつもと違うのは、返事がないことだけだった。



えりなに必死に問いかけた。


『幸せだった…?』



答えはない。



えりなの目は開かない。




何で…どうして…



叫びたかった、でも声が出なかった。




えりなのあの顔だけは忘れないだろう。



えりなは21歳という若さで、永遠の眠りについた。





その後、私はどのようにして帰宅したか覚えていない。



目を覚ますと、マネージャーとハヤトがいてくれた。



葬儀ではレンを見かけなかった。

私はパンパンに腫れた目を無理矢理ひらきながら、それだけが物凄く気になっていた。


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誰かの為に… ©著者:rina

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