それからの私は

心にぽっかりと空いた穴を

埋めようと遊びまわってた

忘れたかった

誰かに愛されたかった

いろんな人と付き合って

すぐに飽きて捨てた

その繰り返し…。

友達は何も言わなかった

私を責める事もなかった

中学で仲良いのは

美咲、莉奈、みき、直樹、秀平、竜也、響

この７人は私が居ない所で

私の為に話し合ってくれてた

でもごめんね。

この時の私は

友達も信用してなかった

“気持ちは分かるけど…”

いろんな人から言われた

何が分かるの？

愛する人を亡くした痛み

いやたった一人の

家族を失う気持ち

誰と付き合っても

この穴が塞がらないのは

分かってたんだよ。

でも一人が怖かった

また悠也と出会う前に戻ったみたいで