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5章:あなたのこと、教えて。 (29/33)

数日後。


サッカーの練習の帰り、


私は公園を出て、
ひとり家路に着いていた。


もう、深夜だった。


お腹空いたなぁ…


ぼんやりとそんなことを考えていた。


その時。


「…?」


聞き覚えのある声が聞こえた。


私がいる道は、
人通りが全くない、
暗い道。


「…あ」


私のいる先に、


いかにも柄の悪そうな、

黒塗りの車が停まっていた。


嫌だなぁ、
車を見つけた私は、
少し怖くなった。


「え…」


ゆっくりと、
その車に向かって歩いていた私。


車のすぐそばにあったのは。


やはり、
小泉さんのバイクだった。


私は気になって、
キョロキョロしながら前に進んだ。


車のすぐそばで、
チンピラ何人かと小泉さんが話しているのが見えた。


「うそ…」


小泉さんがチンピラに何かを渡した。
私は直感でわかった。


札束だ。


チンピラは車に戻り、
小泉さんはバイクに乗って、
彼らは解散した。


…小泉さん、
何をやってるの?…


私は、
駆け足で家に戻った。


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