ひろゆきは
朝の11時に帰宅しました


「ただいま」

「お帰りなさい
お疲れ様」


「とも 出かけてたのﾒｲｸしてる」


「ううん…

頑張って 気持ち 整理しようとしてるの 私」


「おにぎりあるんだね 作ってくれたんだ ありがとう 」

「お味噌汁もあるよ」
「食べる」

私は温めて ひろゆきに出しました

久しぶり ひろゆきが私の手作りの
朝ご飯食べてる…


嬉しかった

ﾎﾝﾄ 嬉しかった


「とも
俺さ あの子 切ってきたから…」

「え」

「もう 俺も限界だった 振り回されるのが 余りにもｷﾂかった…
店泊して 体は休まらない

家帰っても あいつからのﾗｯｼｭ
俺 おかしくなりそうだった」

「だから ともも
もう 心配するな
ただ 言っとく
俺はあいつの部屋には1度しか行ってない 店泊ばかりしてごめんな 俺
ﾎﾝﾄ しこたま飲んで…動けなくなってばかりで」


「だから ともも
前のともになってくれ 俺 次のお客さん また 捕まえるからさ」


斬ってくれたんだ


自分のﾀﾒって 言ってたけど
私のﾀﾒでもあると言ってくれた…


ありがとう…
ひろゆき…


私は 絶対
元気になろうと 誓いました。