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16章:2010/07/06 (1/1)

16章:2010/07/06



朝から

正確にいうと昨日から…

いや、ずっと。

特別今日は淋しくて

逢いたくて逢いたくて


メールを送った。


「逢いたいの」

『出れないよ』

「今すごく淋しいの」


『そんな時に逢えなくてごめんね』


そりゃそうだよね

仕事があるもん。


私は自由がきく営業。


午前中は、独りで考えていた。


昼過ぎそろそろ仕事にいかなきゃ…

と、思っていたら
彼から

『ちゃんと仕事いったかな?』

やっぱ心配だよね

独りにしたらなにするかワカンナイ

デリ復活とか思ったりするのかな…
んなわけない。
やってないよ


真面目に本業だけ…


夕方、
『バイトいってくるね』

またバイト。。

あたしには逢えないけど、バイトで他のばばぁには逢いにいく…
お金になるからしょうがない…


やっぱり考えなきゃならないのかな…

好きな気持ちが多いほど傷は大きい。


もうきっとあの頃には戻れない。

毎日愛してると何回も言ってくれた頃には


きっと戻れない…


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もう一度… ©著者:沓子

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