7章:−殺された子供− (2/7)

武彦はシャブの所為で段々と暴力を振るう様になった。


トラウマが蘇る。


姑は私も孫も気にくわないみたいで守る所か煽る様な人だった。


育児にも何も協力してくれなかった。


舅は孫は可愛いものの姑の尻に引かれていて姑が何か言うと黙って新聞を読む様な人だった。


私は子供達を守る為に15歳からクラブで働く様になった。


ここで出会ったのが里美、通称『サト』だ。


彼女は未だに私のパートナーである。


サトとサトママ、彼女達が居なかったら私は今頃どうなっていたかわからない。


京一には心配をかけたくなくてずっと黙っていた。


だが、痣や傷などで『お嬢様が暴力を振るわれてます』
と誰かが京一に言ったみたいだった。