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17章:―輸血の問題― (5/5)



そう博司が叫んだ後
そこに居た全員がいたたまれなくずっと無言だった


聞こえるのは自分のバクバクした心臓の鼓動のみだった


――(着信)――


私:『都からや、ちょっと外出て来る』


重苦しい雰囲気を後に都にかける為に病院の外に出た


私:『都?』


都:『お嬢様、先程旦那様が帰って来て今そちらに向かってます。しかも血液型もなんと旦那様の血液型がRH-だったんですよ?これで裕司も安泰や』


私:『京一が?』


都:『奇跡ですよ。これで裕司を助けられますね!!』


私:『…今のところはって事か…』


都:『お嬢様?』


私:『都、血は足りた。色々動いて貰うて悪かったな。唯…後足りへんのは移植する肺だけや』
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DEAR ayako ©著者:由佳

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