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15章:―悪夢の始まり― (2/7)



いよいよやって来た
約束の同伴の日


私達が働く店は
高級クラブなのでそこいらのキャバの値段じゃない


そんな心配をよそに
翔太は何故か金を持っていた


『俺、親居ないし子供も居ないからね。物欲ないし酒だって弱いから多少俺だって金持ちだよ。貯金があるだけだけど(笑)』



目配せをして笑った


私とサトも同伴だったので
最終的に翔太と玲子で店で合流する次第となった


同伴中から
気になって気になって仕方ない様子が


客にも伝わって仕舞ったらしく


『綾ちゃん今日なんかあったん?』


言われる始末だ


ホステスとしての基礎が崩れた


それ位
翔太は幼い私にとって
初めての友達
唯一の大切な思い出の人だった
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DEAR ayako ©著者:由佳

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