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13章:罪悪感。 (1/3)

13章:罪悪感。

皮肉にも石原のお陰で多田への思いを再認識したあくる日。
近所の大型文具店で私はレターセットを選んでいた。

会社宛てに送るのだから派手過ぎたら駄目だろうし、かといって地味すぎるのもなんだかなとあれこれ悩み、たった1セットのレターセットを買うのに何時間も掛かった。

好きな人の事を考えながら買い物をするのがこんなにも楽しくて、こんなにも時間を忘れさせる物だと初めて知った。

多田が昔、私を地味で奥手な女だと言った意味がなんとなくわかった。
いい歳して私には、恋愛に関する経験が絶対的に足りないんだ。
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MaybeBlue ©著者:莉奈

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