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5章:宇都宮 (1/4)

5章:宇都宮

大雑把に栃木県と決まったが栃木の何処に行く?


俺は…栃木の事を全く知らない…知り合いも居ない…

不安で不安でしょうがなかった…しかし飛び出してしまったんだから引き返す訳には行かない…

とりあえず、新幹線に乗り東京へ向かった…本当に計画も何もない…あてのない先の見えない旅立ちだった…


新幹線の中でわ、不安が増える一方で…足が震えてたのを思い出す…

逃げ出した事からも逃げ出したくなる気持ちだった…しかし新しい一歩だと自分に言い聞かせ自分を押さえつけた…

そして…東京へ着き、新幹線を降りた…

東京観光してみるのも良いと思ったが…田舎から出てきた俺は…東京という土地は恐いという固定観念があり、スルーして東北新幹線の方へ足を運んだ…

そして…駅員さんに…

「栃木と言えば何処に行けば楽しめますか?」と聞いた…

駅員さんは

「観光なら日光とか鬼怒川温泉とかですね…」


うん…俺の聞き方がまずかったのはわかるが…観光でわ無いんだよね…むしろ人生をかけた旅立ちなんだよね…

と思いながら…聞き直した…

「新幹線でいける栃木の開けた場所は?」

駅員はニコリと笑い…

「宇都宮ですよ」


笑ったのはバカにしたのか?と思いながらも御礼して行き先が決まった…


宇都宮だ!

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存在 ©著者:黄色い波動

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