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8章:〜孤独〜
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8章:〜孤独〜
…ずっと忘れたフリしてた。
…本当は頭の隅にこびりついていて、
ずっと引きはがそうとしてた記憶。
「真也は昔、何をしたの…?」
百合は遠慮がちに、真也に尋ねる。
「…ただの遊びだよ。ウサ晴らし的な」
…ウサ晴らし…だと?
「…どういう事なの?」
半笑いで答える真也に怖じけづきながらも
必死に震える体を抑える百合。
「喧嘩だよ、喧嘩。殴り合い」
「け、喧嘩?」
百合は少し安心した様な表情を見せた。
「ああ。死なない程度に痛め付けるんだ」
途端に、彼女の顔には恐怖が戻る。
「死んだら色々面倒だかんな〜…
今までで何人だったっけなぁ?
…あ、中学ん時の五人相手の喧嘩は
なかなか面白かったよなぁ?」
頭を上げ、骸骨のストラップを見る。
…ふざけんなっ…!!
俺はベッドに駆け寄り、飛び乗った。
「人形になったら元気になったなぁ〜」
真也はケラケラと笑い、俺をつまみ上げる。
「…この体は俺のモンだ。…消えろ」
そう言った真也は、骸骨のストラップを
開いた窓目掛けて放り投げた。
「……!真也っ!」
俺を呼ぶ百合の声が…遠退いていった。
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