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5章:〜再会〜
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5章:〜再会〜
百合はストラップを見たまま固まった。
…さて…どうやって伝えるか…
とりあえず、右手を軽く上げてみせた。
「…挨拶?…先輩とそっくり…」
固まっていた彼女も、右手を軽く上げる。
…いけるかも…なら、これはどうだ?
四つん這いになって、辺りを探すフリ。
「っ!……先輩…なんですか…?」
恐る恐る、という感じで尋ねてきた。
ストラップはハッキリと首を縦に振った。
彼女はその場で腰が抜けてしまった様だ。
「先輩…ストラップになっちゃった…」
骸骨になった俺を遠い目で見つめる。
…喋れねーと何も伝えられねーな…
携帯をいつもの手順で開き、上に乗る。
「…え?何をする気なんですか?」
俺はメールを打ち始めた。
携帯の上で跳びはねるストラップの姿を
へたり込んだまま見届ける百合。
しばらくして、彼女の携帯が鳴った。
「…メール…せ、せ、先輩から…!」
彼女は驚きのあまり、なかなか
新着メールを開けずにいる。
…そりゃ驚くよな…
やっとの思いでメールを開き、読んだ。
「信じられねーだろーけど、今の俺は
この骸骨のストラップの中に居るんだ。
芦田って先生の話だと、この状態からは
回復する可能性もあるみてーだけど…。
もし俺が元に体戻らなかった時は、
俺の事は綺麗サッパリ忘れてくれ」
彼女は最後まで読むと、急に恐い顔をして
骸骨のストラップを睨みつけた。
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