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7章:一緒の理由
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「ありがとうございました」
家まで送ってもらい車を降りると、背を向けた私の後ろからドアが開き、閉まった音がして顔だけを振り向くと
「明日朝の8時に」
牧名さんが私の後ろまで来てそう言った。
コクりと頷き家に足を進めて玄関の前でまた振り返った
牧名さんはまだそこに立っている。
その視線はやっぱりお姉さんのいたあの家だった。
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