私が小学校二年生の時。友達の知り合いのおじさんだと思い込み、友達と一緒にそのおじさんの家へ行ってしまった。

私は膝の上に乗せられ、友達はゲームに夢中。
その時、スカートの中、パンツのなかに手が入ってきた。私は声が出なかった。りかちゃん！助けて、気付いて！りかちゃん、りかちゃん！私は心の中でしか叫ぶ事は出来なかった。
反抗出来なかった私は、そのまま隣の部屋へと連れていかれた。
当時の事は鮮明に蘇る。でも、いまだにどうやって帰ったかが思い出せない。


思い出すのは抵抗出来なかった恐怖感と、あいつの目。

ptsd「心的外傷後ストレス障害」となり、私は精神病棟へ入退院を繰り返す事になる。