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3章:〜中学校〜 (3/70)

いよいよ入学式の日。


布団から出るのがやっと、という様に
体が重く、鈍くなった感じがした。


「おはようございます、お母様」


「おはよう、健。
今日はずいぶん遅かったわね」


「はい…ごめんなさい」


「…さぁ、朝食を召し上がりなさい」


トーストにハムエッグ、コーンスープ。


それらを平らげ、約束の時間に外に出る。


悟と一緒に登校する約束をしたのだ。


母は後から車で来る様にお願いし
僕と悟と、悟の母の三人で歩いた。


「健君、相変わらず礼儀正しいのねぇ」


「いえ、まだまだ至らない所もあります。
父や母が望む礼儀とは程遠いですから」


「そう…何もそこまでしなくても…ねぇ」


「健の家は色々厳しいんだよ。な?」


「うん。」


それから他愛のない話をしながら、
中学校に向かった。
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13年間 ©著者:陽

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