俺
『遊ぶベアー』
友人
『おう、まぁ入れよ』


こっそり友人の財布から現金を抜く為に訪問した俺
隙を伺ながらも帰宅の時間が迫る


『今日は諦めよう…』

小さくつぶやく


俺
『そろそろ帰るわ、両親がうるさいからよ』
友人
『そか、気をつけれよ』俺
『んぢゃ、またな』


友人は俺を見送る気もない
玄関で靴をはくためしゃがみ込んだ俺

【ドーンッ】

なにかが俺の背中にあたった

俺
『なんだ？』
？
『ニャー！』

友人宅に住むネコだ
俺を威嚇している


俺
『生意気だなオマエ』

すると
俺の首に何やら温かいものが流れる
俺
『小便か？』

触れてみる

俺
『血か？なんでやねんっ』