殺戮マシーンと化したキンヤ。


　皆、キンヤの凄まじさに舌を巻く。


　その姿は、タカをも唸らせた。


　キンヤに対して絶大な信頼をおく真鍋の真意が明らかになった。

　地元の頃から慕い、疎遠になった東京での生活に耐えたキンヤの、真鍋に対する忠実な心は、尋常ではない深い絆で結ばれていた。

　
　キンヤに触発された真鍋の前に現れた、格闘家の三好。


　無礼とも言える、虎之助やタカの発言に奮起した真鍋は、眠っていたギラギラとした輝きを取り戻しつつある。


　ついに、『回収屋』の真打ち登場！


　三好との闘いを機に、鳴りを潜めていた真鍋が爆発する！


　三好との闘いのあとに待ち構えていたものとは？


　薄暗い闇夜に降りしきる雨の中、絶望とも思える不利な状況に、自ら足を踏み入れた真鍋は勝機を見い出せるのか？


　皆が見守る中、真鍋は不適な笑みを浮かべている…。