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3章:依頼者・ミドリ。
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立ち去る真鍋の後ろ姿に向かって
ミドリ「石田さんっ!…私なんかでも…、私っ、新宿で通用しますか?」
ミドリは勇気を振り絞り、真鍋に質問を投げかける。
ニコリと笑い
真鍋「えぇ。ミドリさんみたいに繊細で素敵な女性だと、きっと良い職場が見付かりますよ。大丈夫です!」
ミドリも笑顔で
ミドリ「ありがとうございます。」
立ち去ろうとする真鍋は、再び足を止め振り返り
真鍋「あっ!そうそうそう、経過の方は横井が責任もって連絡しますので。」
ミドリは立ち去る真鍋が見えなくなるまで、深々と頭を下げる。
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『回収屋』2 〜ホタルの光〜 ©著者:奈義
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