突然に、龍吉会の事務所に訪れた真鍋は、イズムの代表の斉藤と出くわした。

　斉藤もまた、龍吉会と深い親交がある。


　スカウト関連で、龍吉会は他の暴力団と、抗争の真っ只中だった。


　龍吉会長が不在の中、龍吉会若頭・南晶は真鍋に「好きにしろ」と、厳命する。



　真鍋が立ち去った後に、龍吉会の事務所に訪れたのは意外な存在のタカだった。

　タカは、南に何か弱味を握られているようだ。


　サギの金は全て龍吉会に流れていた…。


　親友の真鍋には、龍吉会と深い付き合いがある事を隠している。


　ヒカルを犠牲にして、親友の真鍋も裏切り、そこまでしてひた隠しにするタカの真意は？


　『回収屋』の面々を様々な闇が襲う…。


　次の日、真鍋は依頼者と会う…。