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1章:それまでの私。 (5/5)

そんな大金稼げるの

それまではこの店で働く気なんてさらさらなかった私の気持ちは、180度回転した。

そんな大金今まで稼いだことなんてない。

吉原とかならその位普通に稼げるのだろうが、ここは札幌ススキノ。バブルの時代ならまだしも、こんな景気低迷期に月100万なんて大金、そうそう稼げるもんじゃない。

私はここの店に入店することを決めた。

社長と、今在籍しているお店を円満退社してくることと薬物検査と自分でやって失敗した髪の色を直してくることを約束して、1週間後に講習を受けることを約束した。

薬物検査どうしよう…
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bay door castle で働いて ©著者:エレナ

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