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7章:手の中から逃げ出した成功
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「このミスはデカイでえ 寝ぼけて電話でとったかあ 佐山くんもここまでやなあ」
何を考えているのか
「村上君、佐山はこの件で間違いなく支配人降格や あの社長はそういう人間やからな 下手したら俺が支配人、村上君、自分、店長になるかもしれんでえ!」
店長? 僕が店長になるというのか? 佐山さんのミスがきっかけで。
カランカラン
「川田さん、ごめん」
佐山さんが出勤してきた
「まあ、しゃあないやろ でも、社長にはありのままを言うで 詳しく聞かせてや」
「いや、ほんと寝ぼけてて」
僕はなぜかその佐山さんの姿をみて可哀相だなと思った 決して悪気があったわけではない 寝ていて寝ぼけながらも電話を取った結果が招いた惨事
あれほど憎かった佐山さんを助けてやりたいとさえも思った
しかしここは結果が全ての[T]という職場
情けをかけても得るものは何もない
寧ろ非情さがなければ一生このままなのかも知れない
川田さんは社長に話す為に廊下に出て行った
《上に行かなければ意味がない》
その為には、コツコツ努力を積み重ねるだけではなく、一瞬のチャンスをも見逃さない“鋭さ”も必要なのだろうか
結果―
佐山さんは支配人降格、店長へと戻った 川田さんと佐山さんは同じラインへと立った
それだけでは終わらなかった 新店舗開店に向けて佐山さんにとって残酷な場面はまだ息を潜めていた
川田さんが来たことにより、僕が勤務しだした頃の佐山さんの姿はもうどこに見当たらなくなっていた
掴み損ねた、[T]での成功とともに―
第六章 〜手の中から逃げ出した成功〜 [完]
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