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7章:手の中から逃げ出した成功
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年末の3日間、[T]には物凄い人が押し寄せていた 前日に社長が言っていた言葉
「明日から凄いことになるからな」
嘘ではなかった 僕は休憩を終えて[T]の店内に戻ろうと入り口のドアを開けると、佐山さんがお客様に囲まれ、見えなくなっていた 狭い店内は、3人組や4人組のお客様で溢れ返っていたのだ
「よし、今日x万円売上げいったら大入り袋や!」
社長が電話越しにそういっていたらしい そりゃ上気嫌にもなるだろう これだけ入っていれば
僕は揉みくちゃにされる佐山さんを見ながら、今戻って接客を交代するのは困難と判断し、ゆっくりとドアを閉め、もう少し時間をおこうとした
「ご苦労さん、村上君」
うわっ!
いきなり社長が現れたのである
「お、お疲れ様です」
「お前何やってるんだ」
「いえ、あまりにもお客様が多いもので入れないのです」
「そうか! これが年末というものだよ そうや村上、紹介するわ 年明けからうちで働いてくれる川田君や」
見ると、明らかに僕や佐山さんよりも年上であろう男性が社長の半歩後ろにいた
三人でさえ狭く感じるスペースにさらに一人増えるのか
この時僕がまず思ったのがその部分だった
《前職:スナック店経営》
今まで女の子を使ってきた川田さんが加入されてから[T]がガラリと変わることになろうとは、途切れることのない多数の来客で考える余裕すらなかった
この日、驚異的な数字を叩き出した[T]の閉店後、社長から渡された大入り袋には千円札が一枚だけ入っていた―
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