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6章:それぞれの事情
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煙草を吸い、彼女とメールをしていると10分間の休憩などあっという間だった
あと少しで今日の仕事も終わりだ
僕は思い腰を上げ、店内へ戻る
「・・・真剣さが足りないんだよ」
ん?
佐山さんと井下君が話をしていた
「じゃ、井下君休憩行ってきて」
佐山さんは僕の顔を見ると同時に井下君に告げた
この頃は僕も再び接客するようになっていた 専属ではなく、佐山さんと交代交代みたいな感じだった
さっきチラッと聞こえた言葉・・
「真剣さが足りない」
って、どう考えても僕の接客の態度に関してですよねと、二人きりの重い空気漂う店内で佐山さんに言ってやりたかったが言えなかった
佐山さんは店長
僕は平
この場での判断材料は100%佐山さんなのだ どれだけ僕が真剣にしていますといっても佐山さんが「真剣さが足りない」と判断したならそこまでなのだ それが社長に伝わり、僕は《真剣さが足りない=やる気のないスタッフ》という目で見られる それがこの[T]という店なのだから
悔しかった
結果が全てだと知った日から僕なりにやり方を変え、してきたつもりなのに佐山さんから見たら‘真剣さが足りない’
自己評価と第三者が下す評価は違って当たり前
わかってはいてもどうしたらいいのかわからなくなることが多かった
それぐらい僕の前にある佐山さんという《壁》が厚く、高かったのだ
佐山さんさえいなかったら・・ 僕と井下君と和気藹々と出来たのではないかとか考えたりもした
このままでは終われない
僕はどうにかして老い木に花を咲かせようとしていた―
第五章 〜それぞれの事情〜 [完]
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