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4章:新しいスタッフ (8/8)




 ガストから戻った僕に突きつけられた言葉


「お絞りを配れ」


社長の指示なんだろう

僕は約1週間ほどで勤務初日に与えられる仕事


《お絞り配り》


に戻された

きっと貰う給料の額は同じだろう

でも、何なんだろう この屈辱感は

方や店長昇格、方やお絞り配り降格か・・

やりきれなかった

給料云々よりもなぜか無性に悔しかった

勝手にライバル扱いしていた佐山さんに完敗したからなのだろう

全然大したことないんだな

僕は何を勘違いしていたんだろう

そんな誰にでも出来て、簡単に上手くいって、他人より良い給料を貰えてたら苦労しないじゃないか

どこかで目にしたことがある


‘収入=苦労=努力’


佐山さんをとにかく見てみよう みんな3日で来なくなったこの店で唯一3ヶ月以上続けてて、社長も認めてる男なんだ

僕は次々と来店されるお客様にお絞りを配りながら考えていた

上に行かなきゃ意味がないんじゃないか?


ただ良い給料を貰えたらそれで良いという僕の考えは、確実に変わり始めていた―


第四章 〜新しいスタッフ〜 [完]
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僕が風俗店のオーナーになるまでの日々 ©著者:cvbrkk

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