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4章:―狂気―
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12月○日
俺は座っていた。
身体中が痛い。
目が見えない。
手も足も動かない。
口も開かない。
かろうじて息はできる。
ここはどこだ?
なんでこんなところにいるんだ?
今は何日だ?
記憶を辿ってみる。
ああ‥そうか、あの女に‥
何かで縛られているのだろうか、全く自由がきかない。
??「あーwやっと起きたしーw」
ベリベリベリッ‥
すごい勢いで、目に張ってあったテープがはがされた。
川島「っつ‥」
視界が自由になった俺は、目の前の光景を見て、愕然とした。
明かりといえば裸電球のみの、薄暗い、かなり広い部屋だった。
窓という窓には黒いビニールのようなものが張ってあり、テープでとめられていた。
部屋の片隅には、大きな水槽が置いてあり、中に何かが入っているが、ここからだと暗くて見えない。
無造作に置かれている透明なゴミ袋には、俺が1度は目にしたことがある、俺の家から出たゴミばかりが入っていた。
生ゴミも混じっているのだろうか、かなりの悪臭を放っている。
机に置かれている、一定の周期で高い機械
音をたてている複雑な機械。
それは5台のモニターに繋がっていて、1台は黒い画面、1台は俺がかなり前に捨てた例のメイドのAVが写っていて、残りの3台は、見覚えのある、俺がいつも使っていたトイレや、リビング、俺の部屋が写っていた。
リビングでは、母が楽しそうに、電話で話している。
そして、その声も、かすかではあるが、俺のところまで聞こえて来た。
1台の黒い画面は、例の、風呂場にあって、俺が見つけたカメラのものだろう。
ということは、他に小型カメラがあり、盗聴器もあったということだ。
そして、俺の身体は、ガムテープのようなもので、丁寧に、念入りに、椅子にはりつけられている。
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