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3章:―再開― (2/2)

12月19日

かおりと連絡をとり、待ち合わせをした。

場所は名駅の西口だ。

この日のために先輩に全スモークのセダンを借りておいた。

免許は持っていない。

トランクには木刀がつんである。

女を殴るのは嫌だが、もし会って話ができないようなら、手荒な行動にでるのも仕方がないと思っている。

今、なんとかしておかないと、俺や家族、俺の周りにいる人たちに、さらに危害を加えるだろう。

10分くらいすると、かおりが現れた。

相も変わらず、顔だけは可愛い。

ほんとうにこの女があんなことをした奴なのか。

だが、その考えは捨てた。

こいつは異常だ。

かおりが車に乗ってきた。

かおり「おひさw元気だった?なにその顔wwwこわいw」

川島「一言も喋るな。黙ってろ。」

かおり「なんで?わかったよw」

岐阜県の多治見市に向かって車を走らせた。

とにかく人目につかないところに。

土岐川の川沿いの道までくると、車を停めた。

川島「よし、お前さ、一体なにがしたいの?何が目的なの?」

かおり「ここどこw川島君えろいw」

川島「真面目に答えろよ、てめえ、まじで俺と関わるな。」

かおり「なんで?wこんなに川島君のこと好きなのに!川島君もかおりと一緒にいた方が幸せになれるよ?」

川島「ふざけんな!気持ちわりーんだよ、てめえ!」

俺は、胸ぐらを掴んで、叫んでいた。


かおり「ちょっと、イタイヨ、ヤメテヨ」


川島「お前が二度と俺と関わらないならやめる!ほんとに頭おかしいんじゃねーの?お前ほんとに異常だって!精神びょ‥う‥あっ‥っつ‥‥



…………



胸への痺れるような激痛。


薄れゆく意識の中で、かをりの白い、細い手に、にぶく光る、大型のスタンガンが握られているのを見た。


かおりは‥…



天使のようにはにかんでいた。



あの日、初めて金山駅で会った時のように…
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狂気 ©著者:けん(^ω^)

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