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296章:<イカ>
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296章:<イカ>
2人はホテルに戻り、美味しい店を聞くと地図を渡してくれた…
函館の名物はイカ、イクラ丼や海鮮丼もいいが、足の早いイカは東京で食べるのとは鮮度が違うらしい…
北海道は本州と道路が繋がっていないので、どうしても輸送に時間が掛かり…
本当に美味しいイカにはありつけない、俺は綾乃に「イカにしようよ
」と言った…
綾乃は「それがいイカ
」と言った…
寒ぶ(笑)…
今日の綾乃はオカシイ、例えるならば暴走している猿回しの猿みたいな感じだった…
2人は地図を頼りに美味しい料理とお酒が飲めると評判の店に入った…
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