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5章:風俗 (6/6)

もう辞めたい…



なんだか
消えてしまいそうなほど
小さくなりながら

そう嘆くソノに


僕はそっと

彼女の背中をなでる事しか
出来なかった




励ましたらいいのか

慰めたらいいのか


だいたい
僕の知らない世界の
想像もつかない
彼女の絶望に対し
僕は何て
言ったらいいのか

まったく
見当もつかなかった






僕が


ソノの為に出来る事は

一体なんだろう?




彼女の代わりに
借金を返す事だろうか?


学校を辞めてでも働いて
彼女を風俗から
上がらせる事だろうか?



そんなこと

僕に出来るだろうか?

ソノが望むだろうか?



ソノが立ち向かおうとする

今の現実を

否定する事には
ならないだろうか?


結局

風俗を否定する事には
ならないだろうか?





僕は思った




今のソノを

もっと理解したいと

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理邂 ©著者:0

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