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2章:長い夜 (3/3)

ソノは泣き疲れて
寝てしまった


僕は
その雑誌を何のために
買っていたのかを
彼女の様子から
ゆっくりと理解した



興味があるから

働いてみようと思って



そうではなく

既に
働いているので
あろうということを



3年前からずっと変わりなく付き合っていたのに

いつから働いていたのだろうか?

他には道はなかったのだろうか?

それほどお金に困っていたのだろうか?



ぐるぐるとアタマの中でソノへの疑問が沸いて出てきた。




それでも

ソノが他のオトコに触れている事は考え難かった


ソノにとって僕は
初めてのセックスの相手だった

一途な性分のソノは
僕の浮気がわかる度に泣き
半狂乱になりながらも
別れる事はなかった



僕とソノの愛は
本物だと思っていた


僕の浮気は
興味関心と
性欲によるもので

本気になる事は
ひとつもなかった


僕は他の女の子に触れる度
ソノへの
強い愛を感じていた

やっぱり僕には
ソノが一番だって





僕は
ショックである事よりも

それ以上に
よりソノへの愛しさを
感じていた

それは
僕がソノにしてきた罪の重さを理解していたからかも知れない



たぶんこうなったのは

僕にも責任がある


たぶんそうだ



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理邂 ©著者:0

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